各種予防接種行います

予防接種イメージ

当院では以下のワクチンの予防接種を行っています。予防接種はWeb予約をご活用ください。通常の診療ページより予約を進めていただくと、「予防接種」より予約を行うことが可能です。こちらでは小児や成人の定期予防接種、任意予防接種を予約いただくことが可能です。
なお、インフルエンザワクチンは同時に多数の方が利用されるため、接種が可能となる秋頃より別ページを開設しますので、そちらよりご予約をお願いいたします。

ワクチンに関するおすすめのサイト

「こどもとおとなのワクチンサイト」

ワクチンに関する情報やスケジュールがまとめられており、非常にわかりやすいです。お子さまだけでなく、大人のワクチンについてもまとめられています。ワクチンの情報が日々アップデートされていますので、ぜひご活用ください。

定期予防接種(成人)

インフルエンザ(不活化ワクチン)

インフルエンザウイルスによる呼吸器感染症のことをインフルエンザといいます。日本では毎年冬~春の季節にかけて流行します。主な症状は、高熱(38度以上)をはじめ、寒気、筋肉や関節の痛み、頭痛、鼻水・鼻づまり、喉の痛み、全身の倦怠感などです。お年寄りや小児、基礎疾患を有する方は重症化しやすいとされ、その場合は肺炎や脳炎などに至ることもあります。インフルエンザワクチンには重症化の予防効果が示されています。
なおインフルエンザは、毎年流行する型が異なり、1回の接種による持続効果期間が約5ヵ月程度とされているので、予防効果を得るためには流行期の前の秋頃に接種を行うようにしてください。

新型コロナウイルス感染症(mRNAワクチン)

新型コロナウイルスが原因の感染症になります。接触感染、飛沫感染、エアロゾル感染によって感染するとされますが、感染しても発症しない方(不顕性感染)もいます。主な症状は発熱、咽頭痛、咳などがみられることが多いです。
新型コロナワクチンの接種を行うことで感染予防効果や重症化予防効果が得られます。全額公費負担の接種は2023年度で終了となり、2024年度からは65歳以上の方もしくは、60~64歳で基礎疾患(心臓、腎臓または呼吸器に障害のある方 など)のある方を対象に定期接種が行われます。毎年秋~冬の季節に各自治体で実施され、費用の一部は自己負担となります。

成人用肺炎球菌(不活性化ワクチン)

予防できる病気:肺炎球菌が原因の肺炎
接種時期(推奨期間)と接種回数:65歳の1年間、または基礎疾患を持つ60~64歳に23価ワクチンを1回接種します。以降は5年以上の期間をあけて接種を行いますが、2回目以降は任意接種となります5年未満で接種すると注射部位に強い痛みが出ることがあります。接種を行うことで重篤な肺炎球菌の感染症を40%程度予防する効果が示されています。特にCOPDの方では、生命予後を改善する効果が示されており、積極的に接種を行うことが推奨されています。

定期予防接種(小児)

B型肝炎(不活性化ワクチン)

予防できる病気:B型肝炎
接種時期(推奨期間)と接種回数:計3回、生後2ヵ月までに1回目を接種し、1回目から4週間の間隔を空けて2回目を接種、1回目の接種から20~24週の期間を空けて3回目を接種します。

ロタウイルス(生ワクチン)

予防できる病気:ロタウイルスによる胃腸炎
接種時期(推奨期間)と接種回数:同ワクチンは1価と5価の2種類あり、どちらかを選択します。1価は計2回で、初回接種は生後2ヵ月~15週未満の間に行います。2回目は27日以上の間隔を空けて打ちます(生後24週目までに打ち終える必要があります)。5価は計3回の接種が必要です。初回の接種は生後2ヵ月~15週未満の間に打ちます。その後は27日以上の間隔を空けて2回目、さらに27日以上の間隔を空けて3回目を接種します。なお3回目の接種は生後32週目までに終了するようにします。

小児肺炎球菌(不活性化ワクチン)

予防できる病気:小児の肺炎球菌感染症 など
接種時期(推奨期間)と接種回数:計4回の接種が必要です。生後2~7ヵ月の間に初回接種を行います。その後は27日以上の間隔を空けて2回目、さらに27日以上の間隔を空けて3回目を接種します。4回目は3回目の接種から60日間以上の間隔を空けて接種します。

ヒブ(不活性化ワクチン)

予防できる病気:細菌性髄膜炎
接種時期(推奨期間)と接種回数:計4回の接種が必要です。生後2~7ヵ月の間に初回の接種を行います。以降は27~56日の期間を空けて2回目と3回目を接種します。3回目の接種後は7~13ヵ月の期間を空けて4回目を接種します。

5種混合(不活性化ワクチン)

予防できる病気:ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、細菌性髄膜炎(Hib)
接種時期(推奨期間)と接種回数:計4回。生後2ヵ月~1歳未満の間に3回の接種をします。接種間隔ですが、前回の接種から20~56日の期間を空けて2回目、3回目を打ちます。4回目は3回目の接種から半年以上の間隔を空けます。
※対象は4種混合ワクチンを一度も接種したことがない方です。一度でも4種混合ワクチンを接種したことがある場合は、同一のワクチンで接種を完了します。

2種混合(不活性化ワクチン)

予防できる病気:ジフテリア、破傷風
接種時期(推奨期間)と接種回数:1回の接種です。11~13歳未満の間に打ちます。

BCG(生ワクチン)

予防できる病気:結核
接種時期(推奨期間)と接種回数:1回の接種です。生後5~8ヵ月の間に接種します。

MR(麻疹・風疹)(生ワクチン)

予防できる病気:麻疹、風疹
接種時期(推奨期間)と接種回数:計2回。1~2歳未満の間に1回目を接種します。その後、小学校に入学する前の1年間(5~7歳未満)の間に2回目を接種します。

水痘(生ワクチン)

予防できる病気:水ぼうそう
接種時期(推奨期間)と接種回数:計2回。推奨期間ですが、1~1歳3ヵ月未満の間に1回目を接種します。2回目は少なくとも3ヵ月以上の期間を空けてから2回目を接種します(標準的には6~12ヵ月程度の期間を空けます)。

日本脳炎(不活性化ワクチン)

予防できる病気:日本脳炎
接種時期(推奨期間)と接種回数:計4回。1回目は3~4歳未満の間に実施し、その後は6~28日程度の期間を空けて2回目を接種します。3回目は2回目から1年間の期間を空けて打ちます。また4回目については、9~12歳の間に接種します。

HPV(不活性化ワクチン)

予防できる病気:子宮頸がん
接種時期(推奨期間)と接種回数:小学校6年生~高1の年齢に相当するとされる年齢の女子(標準的には中1の間に接種を終えます)。3種類あるワクチン(2価、4価、9価)の中から、どれかひとつを選択して接種しますが、種類によって回数や接種間隔が異なります。

2024年4月時点で日本小児科学会からは、原則9価ワクチンのシルガード9の接種を行うことが推奨されています。9価ワクチンのシルガード9は、子宮頸がん原因となるHPVの約80~90%を抑制することでき、2価・4価ワクチンよりも高い予防効果を有しています。

ワクチンの詳細と接種スケジュール

【2価】

子宮頸がんの原因となることが多いとされる16・18型のHPVを予防するワクチンです。接種回数は計3回。初回の接種から1ヵ月程度空けて2回目を接種します。3回目は1回目の接種から5ヵ月以上、2回目の接種から2ヵ月半以上の間隔を空けて打つようにします。

【4価】

2価で予防するワクチン+尖圭コンジローマの原因となる6・11型のHPVにも効果があるとされるワクチンです。計3回の接種が必要です。接種間隔ですが、初回から1ヵ月の間隔を空けて2回目を接種し、2回目から3ヵ月以上の期間を空けて3回目を接種します。

【9価】

9価に関しては4価で予防するとされる型のほか、31・33・45・52・58型のHPVに対しても予防効果があるとされるものです。接種回数は初回接種時の年齢によって異なります。具体的には1回目の接種が15歳未満であれば計2回です。接種間隔に関してですが、1回目の接種から5ヵ月以上の間隔を空けて2回目を打ちます。また初回の接種が15歳を過ぎてからの方は計3回の接種となります。この場合は、1回目の接種から1ヵ月以上の間隔を空けて2回目、さらにそこから3ヵ月以上の間隔を空けて3回目の接種となります。

任意接種

三種混合(不活性化ワクチン)

予防できる病気:ジフテリア、百日咳、破傷風
接種時期(推奨期間)と接種回数:1回の接種です。主に百日咳の予防強化を目的に小学校就学前の5~7歳未満の間に接種をします。なお11~12歳の間に接種する二種混合ワクチンの代わりに打つということも可能です。いずれのケースであっても三種混合ワクチンについては任意接種の扱いとなります。

ムンプス(おたふく)(生ワクチン)

予防できる病気:おたふくかぜ
接種時期(推奨期間)と接種回数:計2回の接種です。1歳を過ぎてから1回目を接種します。2回目の接種は、小学校入学前の1年間の中で接種を受けるようにします。

インフルエンザ(不活性化ワクチン)

予防できる病気:インフルエンザ
接種時期(推奨期間)と接種回数:年齢によって接種回数が異なります。13歳未満は計2回で13歳以上は1回です。2回接種する場合は1回目の接種から2~4週間程度の期間を空けて2回目を接種します。生後半年を過ぎてから接種可能です。なお同ワクチンは持続効果期間が5ヵ月程度ですのでインフルエンザが流行する冬~春の季節にかけて高い効果が発揮できるよう、遅くとも12月中旬までには接種を終えるようにします。

帯状疱疹(生ワクチン、不活性化ワクチン)

予防できる病気:帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛
接種時期(推奨期間)と接種回数:生ワクチン(ビケン)と不活化ワクチン(シングリックス)の2種類あるのでどちらかを選択します。ビケンの接種回数は1回でシングリックスの接種回数は2回(1回目の接種から2ヵ月以上の間隔を空けて2回目を打ちます)です。接種対象年齢に関しては、ビケンは50歳以上、シングリックスは50歳以上、もしくは18歳以上で帯状疱疹に罹患するリスクの高い方としています。帯状疱疹の発症予防効果や持続時間はシングリックスの方が優れています。シングリックスは接種後、およそ10年間は効果が持続することが確認されています。